数年ぶりに行ってまいりました、自由が丘にある「蜀味苑」へ。
自由が丘の駅界隈に看板があるので、目にした人もいるのではないでしょうか。私の事務所からも近いので、食べに行こうと思えばいつでも行けるのですが、なにせ自由が丘には
「心のベストテン第1位」
の例のあのお店があるんですよ。そう、言わずと知れた「香旬(こうしゅん)」です。
このお店があるもんで、自由が丘には何点か麻婆豆腐が食べられるお店があるにもかかわらず、一向に他のお店に足が向きません。いつもいつも「香旬」に足が向いてしまうのは、もはや中毒の類と言っても差し支えないかと。
ただ、今回は幸い(?)にも、つい先日、毎月恒例麻婆の会で「香旬」に行ってきたばかり。これはその時の記事になります。
味の記憶もまだ残っていたので、たまには違う店をということで、今回は「蜀味苑」さんへ行ってみることにしたのです。
数年前、駅付近の看板の麻婆豆腐の写真にそそられて初訪問したことがありますが、どうだったのかの記憶は全くといってありません。私の好きな「四川風」だったというくらいしか。。。
駅から数分のバス通り沿いにあるお店です。
店員さんは日本語の話せる中国の方で、とても丁寧に接してくれます。店内は奥行きがあり、かなり大きなお店でした。
麻婆豆腐ランチは1,000円で、スープ、サラダ、漬物、杏仁豆腐と食後にコーヒーがついてきます。ご飯のおかわりは無料です。
ちなみに奥にいるのが私です。一人のときは、周りの目を気にしてそそくさとしか写真を撮らない私ですが、一人じゃないときにはなんの恥ずかしげもなく写真を撮ることができます。一人でも周囲の視線を気にすることなく、バシバシと写真を撮れる鋼の精神が欲しいと思うクリスマスシーズン。今年もサンタさんにお願いしてみます。
- 辛さ ★★★☆☆
- ラー油の量 ★★☆☆☆
- 痺れ ★☆☆☆☆
豆腐は木綿です。一口食べると辛さが目立ち、その後来るであろう痺れを想像しますが、ほとんど来ないため少し肩透かしを食らいます。ラー油の量はベストです。
まあこれら要素は、各店の特色ですから、辛い・辛くない、痺れる・痺れないというのは正直どうでもいいのです。個人の好みですからね~。ただ、料理がぬるいというのはちょっといただけない。
そう、ぬるいんですよ。
別にアツアツのものが食べたいわけではありません。料理には、それを一番美味しく食べることができる温度(適温)があると思うのですが、こちらの麻婆豆腐は絶対もうちょっと熱くするべき!と、声を大にして「熱く」言いたい。
ぬるさは別にすれば、味自体、十分美味しい麻婆豆腐だったので、非常に残念でした。料理の温度が評価不能にしてしまいました。これがランチタイムだからこその温度なのか?毎回そうなのか?によって評価は分かれるはずです。
機会があれば、それを確かめるためにもディナータイムへ・・・と思いましたが、きっと「香旬」に行ってしまうかもしれません。
- 店名:蜀味苑(しょくみえん)
- 住所:東京都世田谷区奥沢6-33-14 シーランドビル 1F
- 電話:03-6809-8181