不動産会社のチラシ投函については、
大げさに言えば無用なゴミを増やし、
森林伐採が進み、
さらなる地球温暖化を促進する愚行です。
チラシ投函に関する記事は結構あります。
ネタにしやすいからというのは内緒です。
会社員時代、毎週のように2,3万枚以上もの紙の、
ゴミ化に手を貸していた張本人としては、
ズキズキと胸が痛む次第です。
過度なチラシ投函がきっかけで、
マンション管理組合から
「チラシ投函のために立ち入る不法侵入者は見つけ次第通報します!」
との張り紙されていたり、
一向にチラシ投函が止まないのに嫌気が差した、
個人住宅の所有者との間に訴訟騒ぎになってみたりと、
不動産会社のチラシ投函に対する、
世間がむける視線は冷たいものがあります。
しかし、そんな四面楚歌の状況の中、
いまだチラシがなくならないのは、
やはり一定の効果がみられるからであり、
不動産会社としてはやめるにやめられない、
集客手法なのでしょう。
そんな過去の罪悪の呵責に悩んでいる(大げさ)私ですが、
いまでもチラシ投函をすることが、実はあります。
決して以前のように「のべつまくなし」しているわけでは、
もちろん、ありません。
今回のケースはこんな感じでした。
- 当社管理物件のテナントが空いた
- 周辺は再開発のため、立ち退きが多発している地域
- 建て壊される予定のビルには、移転先が決まらない企業が多数入居中
- 当社管理物件はそのビルの目と鼻の先
- そのビルに入居していた企業が、数か月前当社管理物件に入居
賃貸、売買限らず、
いまはインターネットで探す人がほとんどです。
しかし、今回のようなケースだと、
管理物件に
「テナント募集」
看板貼っている方がよっぽど効果があります。
チラシはダイレクトに届きますからより効果的です。
チラシと言っても、
募集図面と手紙、名刺を封筒に入れて、
全部で約10通ですから、かわいいものです。
しかし、そうはいっても、
結果、ゴミになってしまう可能性も捨てきれず、
絨毯爆撃のようなチラシ投函でない分、
問い合わせがなかった場合のダメージは大きい。。。