売却の打ち合わせ
午前中1件、売却の打ち合わせ。所有者本人から委任を受けて代理で売却、という話が出たので少し補足しようと思いました。
所有者に替わって代理人が売却行為を行う場合、所有者本人が署名・押印(実印)した委任状と印鑑証明書が必要です。委任状があれば、本人に代わって委任者が不動産会社に売却の依頼をすることが可能です。
委任者は売買契約をすることもできるし、手付金などのお金も受け取ることもできます。
しかし、決済で所有権移転登記が行われる際には本人、所有権者の売却の意思表示の確認が司法書士によって必ず行われます。
本人からハッキリとした意思表示がなかった場合や、認知症などによって意思能力が欠けていると判断された場合、権利移転登記をすることができません。つまり売買契約を完遂することが不可能となります。
ご高齢の両親に替わって、子供たちが売却行為を行うケースというのは多々ありますが、それが可能なのは本人の意思表示・判断ができるときに限ります。
認知症などでそれらができなくなってしまうと売却することができなくなります。
それでも売却をするときには、成年後見制度を利用するしかありませんが、後見人は裁判所によって選任されますので、身内が確実に後見人になれるわけではありません。
いざ、売却しようとしたときに、親の判断能力の欠如によって身動きが取れなくなってしまう。
こうしたことを防ぐため、判断能力があるうちにハードルが高い成年後見制度ではなく、「任意後見制度」や「家族信託」を検討する方も多いのが昨今ですし、我々もそのような提案を行うことが増えてきております。
お蕎麦を食べに
昨日のランチからカロリー過剰摂取が目立ちますので、本日のランチは身体に優しいお蕎麦に。
【尾山台グルメ】食べ応えのある太目のお蕎麦が美味しい「大むら」
天ぷら蕎麦目当てで訪れたのですが、この日は「揚げ物のし過ぎでこれ以上揚げられない」という理由で受けられないということで、山かけ蕎麦を。
天ぷらが身体に優しいかどうかは疑問ですが、山かけ蕎麦は間違いない(優しい)でしょう。暖かいお蕎麦が美味しい季節です。
お蕎麦屋さんの蕎麦は物足りないときもありますが、こちらのお店は太麺で食べ応えがあるので満足できます。
ブログ記事執筆
午後は特に予定がなかったので、ブログ書いてました。
【麻婆豆腐】虎ノ門の「味覚(みかく)3号店」~第55回麻婆会~
【麻婆豆腐】大森海岸「陳安(チンアン)」~第56回麻婆会~
趣味や副業でならプライベートの時間でブログを書くこともあるでしょう。
しかし、仕事の時間以外で書く気がしないので、私にとってブログ記事執筆は仕事なんでしょうね。ですから忙しい時は全く書けなくなります。
麻婆豆腐の記事が仕事か?と言われたら「ぐう」の音も出ませんので触れないでください。
売買契約
夜は売買契約がありました。
ここでタイトル回収します。重要事項説明をどこまで説明するか?ということです。
不動産取引の際には契約の前に、物件の「重要事項説明」を行います。文字通り物件の重要な事項を説明をする行為です。
記載されている事項は確かに重要です。しかし、当たり前のことをわざわざ難しく言い換えている部分も多々あり、全ての箇所をすべて懇切・丁寧に説明していると2時間近くかかってしまいます。
それほど気にする部分ではないのにも関わらず、重々しく説明しかえってお客さんを不安にさせてしまうことが得策とも思えません。
サラッと流して説明する箇所、じっくりかみ砕いて説明する箇所と、物件によって重要な部分は違うので、説明には強弱をつけるべきである、と私は考えます。
私は買い手側の仲介で、案内する前から重要な事項はあらかた説明済みで十分理解してもらっています。また、必要最低限のことを伝えておけば問題ないタイプの買い手さんであることを、説明を行う売主側仲介の宅地建物取引士に伝え、スムーズに進むよう段取りしておきました。
そうした根回しもあったので、比較的短時間で契約業務は終わりましたが、それでも「いや~長かったっすねえ」とお客様は言ってました(笑)
一字一句読み伝えることが責務と考える取引士もいるでしょう。
しかし私の場合、本当に必要な情報は契約前からじっくり説明し理解してもらったうえで、(説明不足は論外ですが)その他の「重要だけどあまり重要ではない事項」に関しては、お客様のタイプを鑑みてストレスなく契約行為を終えてもらうことに腐心します。
そうしたことに注力することも、取引士が考えなければいけない大事な要素の一つであると考えています。
自由が丘のタイ料理「クルン・サイアム」で一人打ち上げ
契約後は自由が丘にあるタイ料理の名店「クルン・サイアム」でひとり打ち上げ。
タイ料理といえば、毎度グリーンカレー、ガパオライス、トムヤムクンヌードルいずれかの三択になってしまう私ですが、せっかくなので今回は未体験の料理を注文してみました。
「サイクローク・イサーン」というタイ東北部イサーン地方のもち米が入った名物ソーセージ。ビールに合います。
「このお店自慢の一品」と謳われている「プーニム・パット・ポンカリー」。揚げたカニをカレー粉と卵で炒めたタイの高級店でしか扱わない料理。こちら、もち米で一緒に頂きます。
ごはん(*もち米)がすすみます。
食後のデザートはタロイモのプリン。
温かい素朴な甘さのプリン。
あまり広くない店内は忘年会シーズンということもあり満席でしたが、一人客はカウンターで食事することができるので居心地は悪くありません。
年末の慌ただしい日々ですが、たまには仕事終わりに一人時間を作って、一日を振り返るのは気分がいいものです。
今日も一日お疲れさまでした。年内の立て込んだ仕事ももう少し、頑張れ自分。