【住宅ローン】都市銀行の特徴とそのメリット・デメリット

 

地域に関係なく利用できる

都市銀行は大都市に本拠地を置く広域の銀行です。誰もが知る財閥系銀行などがこれに当たります。広域にサービスが行われているので、地域に関係なく利用できるという特徴があります。

都市銀行の審査

基本的にはですが、

事前審査通過 = 本審査通過」

と考えていて問題ありません。

事前審査で通ったものが、本審査で否決になることは、よほどのことがないかぎりありません。

また、事前審査に出して、早いところでは当日中、遅くても翌日には結果が出てきます。いまの不動産売買は、事前審査に通してからでないと契約しません。

実際に都市銀行で組む・組まないは買い手さんの自由ですが、迅速かつ間違いのない取引を目指す不動産仲介会社にとって、都市銀行の事前審査は外せません。

都市銀行の融資対象者

都市銀行の融資対象者は、安定的な収入がある、どこの金融機関も積極的に貸したくなる間違いのない人ばかりです。言いかたを変えると、都市銀行で取り組める人は、ほとんどの金融機関でも取り組めます。

反対に個人事業主や資本金1億未満の中小企業経営者への審査は厳しいです。審査を持ち込む不動産会社も、都市銀行ではそのような人の審査が難しいと知っているので、都市銀行に審査を出すことはしません。

都市銀行を利用するメリットとデメリット

メリット

支店数が多く、どこにでもあるので、お金の出し入れや窓口での手続きがしやすいことです。また、給与支払いや毎月の支払い口座の関係で、結果的に都市銀行を選ぶ人も多くいます。

加えて事前審査から本審査の手続き、必要書類のアナウンスや金消契約の立ち合いと、すべての局面で不動産会社が手続きに加わってくれるので安心です。

デメリット

以前は窓口でしかできなかった手続きが、最近はインターネット経由でできるようになりました。インターネットの利用に慣れた若い世代にとって、どこでも利用できるという都市銀行の特徴は特にメリットに映っていないのかもしれません。

ネット銀行を中心にして、最近では保証料や繰り上げ返済手数料、振込手数料が無料など、さまざまなサービスを付加している金融機関が多くあります。借り入れ金利が他に比べて低いということもないので、ネット系の金融機関に比べると、サービスが抜群によいとはいえません。

まとめ

都市銀行の特徴を簡単に記すと以下の通りです。

  • 事前審査の信頼度が高い
  • 事前審査の結果が早い
  • 融資対象者は安定収入のある会社員や公務員
  • 仲介業者が手続きに加わってくれるので安心

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