「借り上げ保証」は本当に気を付けた方がいいですよ。
かぼちゃの馬車 勧誘文句信じ巨額負債「自己破産も」(産経新聞) – Yahoo!ニュース https://t.co/J0s8n2HIEx @YahooNewsTopics— 楯岡悟朗@不動産活用コンサルタント (@gorotateoka) 2018年3月27日
「10年間、借り続けなければいけない。途中で解約しちゃダメ!」なんてこと、賃借人には強制できないし、逆に強制されたくもないでしょ?そう考えると、一括借り上げ保証というものがいかにおかしな仕組か分かると思うのです。
— 楯岡悟朗@不動産活用コンサルタント (@gorotateoka) 2018年3月27日
冷静に考えれば一括借り上げとか借り上げ保証というのは、貸主が「借り続けて!」と借主に強要しているんですよね。借りる側からすると、本来は借り続けるのも、条件が折り合わずに解約するのも自由ですからね。
事業がうまく回っているときは、借り続けてくれるでしょうが、立ちいかなくなれば、当初の約束だろうがなんだろうが、借主の解約の自由を行使するのが当然です。
今回は30年間借り続けてくれる前提だったそうですが、
「同じ物件を30年間も借り続けられる企業がどれだけあるんだ!?」
「そもそも永続可能な企業なのか?事業なのか?」
という考えに思い当り、結果、無理な計画だと気づいていたのかもしれません。
無理な計画だと、借りる側がどれだけ理解していたかは不明です。しかし、一括借り上げや借り上げ保証でトラブルになる原因としては、こうした提案を借りる側が行って、美味しい投資話としてしか話さなかったことにあります。
ですがいくら原因を追究したとしても、問題は解決しません。少しでもよい方向に進めばいいなと思います。
一括借り上げ保証を行っているところ全てダメというわけではないですけどね。信頼できる第三者に借り上げ保証の契約書の内容、チェックしてもらうべきですね。イマイチ理解できてないようであれば。当事者はフィルターかかっちゃってますから。
— 楯岡悟朗@不動産活用コンサルタント (@gorotateoka) 2018年3月27日
一括借り上げはトラブルになることが多いですが、全部が全部、ダメというわけではありません。ちゃんとやっているところはありますから。
契約書にもその場ですぐ印鑑押すようなことはせず、面倒かもしれませんが読み込んで理解するよう心がけて下さい。身近に信頼できる法律の専門家や不動産会社があれば、相談料払ってでもチェックしてもらってください。
不動産投資に美味しい話なんて、ホントないですからね。ローリスク、ハイリターンなんてものはなく、不動産投資の多くは、ミドルリスク、ミドルリターンだと思って、背負いきれないリスクは抱えるべきではありません。