【業務日誌】肉体労働でなまった体に活!を入れた後の麻婆豆腐ランチ。良き気分転換になったGW最終日

越境している植栽を伐採しに

この日はGW最終日。出社予定でしたが、たいした作業予定もなかったので、急遽所沢まで肉体労働しに行くことにしました。

先日所沢の土地を売却したのですが、隣地からの植栽が越境してきており、決済までにそれを解決しなければなりませんでした。

「越境」

とは、植栽や家の軒、または壁などの工作物が、隣地との境界線を越えている状態をいいます。

こちらは「越境されている」側なので、「越境している」土地の所有者に言って、処理してもらうのが普通です。ただ、今回、隣地所有者の事情で、早急に対処できそうもないということだったので、

 

たいした植栽でもないので、もし承諾いただければ、私が切っちゃいますよ

と話したところ、ぜひお願いしたいということだったので、ボクが伐採することになっていたのです。

「見ている」ようで実は「見ていない」という事実

以前、現地で見た時には、それほど派手な越境ではなかったので、ハサミでちょいちょいやればすぐ終わるだろ的に考えていたんですが、改めて現地に到着してビックリ。

向かって左側が今回売却した土地で、黄色い花が咲いたものと、奥に見えるこんもりした緑の植栽が塀を超えてきてしまっています。こいつらを少なくとも塀の向こう側までカットしなければなりません。思っていた以上に派手に越境しています。控え目に言っても自分のイメージより2倍以上です。

遠目にはたいした植栽に見えなくとも、近くで見上げてみるとなんと大きく感じることか。現地に到着し、これら越境している植栽をボーゼンと眺めつつ、これからとりかかる作業の大変さを思いしばし立ち尽くします。

これほどであれば、自分が切るなんて言わなければよかった。。。

このように、見ているようでも実は「眺めているだけ」で、「意識を向けて注意深く観察していない」ということって多いですよね。

不動産業務においては、この「見る」ということが非常に重要です。今回はこの程度で済みましたが、見ていたつもりが実は見ていなくて、取り返しのつかないトラブルになってしまう可能性もあります。

そんなことに思いを巡らせながら、そろそろと作業を開始したのが午前11時半。

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高枝ばさみを駆使し、枝の太さによってはノコギリをギコギコ。時には2階のベランダによじ登り、アクロバチックに次々と枝を切り落とします。

ノンストップで悪戦苦闘すること2時間半。結果こうなりました↓

なかなかきれいにできました。作業中はゾーンに入ってしまったのか、目の前の植栽しか見えず完全に「無」の境地で黙々と切り続けていました。この集中力が通常業務の時にも欲しい!と切に願います。

これで越境問題は一件落着。あとは決済を待つのみです。軒の上に高枝ばさみを忘れ、昼食後取りに戻ったのは内緒です。

麻婆豆腐でエネルギーチャージ

以前、売主さんに連れて行ってもらった中華料理店で麻婆豆腐を食します。ちょっと遅めのランチ。14時近くにも関わらず、お店は満席でした。

 

美味しいのですが場所がなあ。。。それしか言えない。

売主宅で決済の打ち合わせ~帰路へ

伺う予定はありませんでしが、近くに来ているので連絡の上、訪問。決済日当日の持ち物と、お金の流れ、支払う費用についてご説明。決済は不動産取引のクライマックス。間違いのないよう最後まで気を抜けません。

GW最終日ということもあり、夕方になると道路が混むことが予想されます。打ち合わせを終えると、急ぎ帰路につきます。

心配していた渋滞ですが、前日までにおおよそUターンラッシュが済んでいたのでしょうか。混雑にはまることなく、すんなりと帰ることができました。

明日から銀行も始まり、ようやく通常業務が開始です。のんびりムードは今日までですね。久しぶりの肉体労働は思いのほかよい気分転換になりました。

たまにでいいですが。

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