育った場所、池袋へ
仕事で池袋に立ち寄った際、行ってきました「中国家庭料理 楊2号店」へ。
結婚するまでの約26年間、池袋で育ってきましたが、私が小さかったころとは違い、最近は中国人がとても多い町となっています。何年か前、中国人が集まって、
「池袋を第二の中華街に!」
みたいな運動が盛り上がったようですが、反対にあってしまったと人づてで聞いたことがあります。真意のほどは不明です。
最近はどこの町も同じような街並みなので、いっそのこと中華街に振り切ってしまえば、他所との差別化もできていいんじゃないの?と思ったりもしたのですが、それは実際に住んでいない人間の無責任な発言ですね。
中国人が多いということは、必然的に中華料理店も多いということです。それも高級中華じゃなくて、気軽に入れる中華料理屋ね。今回行ってみたお店もそんな家庭的な感じのお店です。
ディープな池袋のディープな場所にある名店
小さいころから友人と自転車でフラフラしている辺りの路地に入ったところにありました。
有名な蒙古タンメンの向かいの・・・
何があるんだから分からない怪しげな路地を入っていきます。ちなみにこの路地の入口、表通りに面したところに別館があります。
場末感漂うホテルを通り過ぎると
登場。こんな路地を入ってきました。池袋が地元とはいえ、ここには入らないだろうなあ。
テレビ取材でも有名な「楊2号店」
このお店、池袋では有名なお店らしく、11時半開店ですが、開店直後に行ったにも関わらず、席はほぼ満席!なんでもテレビ東京の「孤独のグルメ」で、このお店の「汁なし担々麺」が紹介されたらしい。カウンターで隣に座っていたマダム2人が
「念願の汁なし担々麺だわ!」
ってはしゃいでましたから。横目でチラ見しましたが、確かに美味しそう!これはいつか夜、来てみたいですが、予約必須らしいですね。
そんな汁なし担々麺に若干心惹かれたワタクシではありますが、安定の麻婆豆腐です(笑)はい、こちら。
豆腐は絹豆腐のフルフルで、私好み。挽肉がゴロゴロ入っているわけではなく、ペースト状になっていて、どっちかというと肉みそっぽいです。味がしっかりついているので、ご飯が進みます。
一番の特徴は痺れ、ですね。山椒がかなり効いてます。辛さと痺れを調整できるそうなので、注文前に聞いたところ・・・
「初めてなら普通に注文した方がいいですよ」
と流暢な日本語で教えてくれました。
というわけでノーマルだったのですが、かなり痺れました。座ってるのに、いつの間にか踵、浮いてましたからね。体に力が入っちゃう。痺れが目立つので、辛さはそれほど感じないのですが、食べていると汗が噴き出るので、やっぱり辛いのかな。
麻婆豆腐以外の料理の情報は、後日麻婆会で訪問した時のレポート「約1年ぶりに池袋「中国家庭料理 楊2号店」訪問。コスパ良すぎ」をご覧ください。
まとめ:痺れと辛さは調整可能
帰り際、
「(辛くするつもりはないけど)もっと辛くできるんですか?」
と聞いてみたところ、
「痺れと辛さはさじ加減なので、いくらでも辛くできますよ」
ですって。私的にはノーマルで食べるのが美味しく食べられるギリギリのラインかなと。もっと辛く痺れるものを食べてもいいですけどネタとしてかな。ちなみに私の隣に座ったお隣さんは、汁なし担々麺に別皿に山椒もらってました。
- 辛さ ★★★☆☆
- ラー油の量 ★☆☆☆☆
- 痺れ ★★★★☆
ラー油は★2かなあ、痺れは★5にしてもいいかなあってそんな微妙なところ。汁なし担々麺が食べてみたいです。
- 店名:中国家庭料理 楊2号店
- 住所:東京都豊島区西池袋3-25-5
- 電話:03-5391-6803