住宅ローン利用の際は、無理のない返済計画を

どこかの消費者金融のCMみたいですが(笑)。住宅ローンも基本は借金なので、同じことです。

返済比率、これについて理解している人は、不動産業者含めて多くないと思いますが、

返済比率に収まっている=予算内、だからOK

という訳ではないですよ?

35%もそうですが、41%なんてもってのほか。それを借りられるからという理由で、住宅ローンを組んでしまうなんて、正気の沙汰ではありません。

不動産が欲しい、マイホームが欲しい、って言ってる人は、何を言っても欲しい人たちですし、不動産業者が、

「お客様にはちょっと高い物件ですよ」

と言って、融資が通るお客さんを思いとどまらせることなんてしません。その物件が自分の身の丈にあったものなのか、そうじゃないのかは、自分で判断するしかないのです。

繰り上げ返済する余裕のない資金計画で、5,000万の物件をフルローン35年で購入して、

「資産価値の高い物件を買えた!」

って喜んでいても、それは資産ではなく負債です。

1,500万位のマンションを10年で完済したら、資産価値がそれなりでも、そっちは完全に資産になります。5,000万の物件を欲しがる人たちが、1,500万の物件に住むのかという現実的な問題はありますが(笑)。まあ極論です。

借入年数は、負債を何年かけて資産に変えていくのか、を意味しています。くれぐれも無理のない返済計画を考えるか、そうアドバイスしてくれる人を見つけましょう。

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