【達人への道】合気道の初段、取りました

冷やし中華はじめました。ではないですが、タイトルにあるとおり

合気道の初段、とりました。

有段者になったことですし、私が合気道を始めた経緯について書いていきたいと思います。

武道に興味があった高校時代

生涯続けられるスポーツ(?)、また、神秘性・精神性を感じられる武道には若いころから惹かれており、高校時代は空手や柔道をかじっておりました。持ち前の重心の低さ(足が短いとも)からか、意外にも柔道は黒帯です。

高校の時の学園祭では、学校の目玉でもあった柔道クラス団体戦(*柔道部員は含まない)の中堅を任されました。私自身は1勝1敗1分けというなんとも微妙な成績ながらもクラスは優勝。

ちなみに空手は10級(笑)。八王子の小さな大会で3位という、これまたなんとも微妙な成績をたたき出しております。

総合格闘技全盛の時代

武道から格闘技、特に総合格闘技へ興味は移り、一人で後楽園ホールへ観戦に行くこともしばしば。付き合いたての今の妻を大会に強引に連れていったりもしました。

こんな面白いもの、観たらきっと好きになるに違いない

と、盲信してましたが、妻にとっては全く興味がない総合格闘技。

大柄な男がグラウンドでくんずほぐれつを繰り返す様のどこが面白いのかさっぱり分からなかったことでしょう。熱く語る彼氏の存在はさぞかしうっとうしかったはずです。付き合いたてでなければきっとついてきてくれなかったであろうことは確実です。

結婚してからも格闘技熱は収まらず、今や昔となった感がありますが、大みそかはA局の格闘技イベントを録画しつつB局を観戦。合間には互いの局をザッピング。

ダウンタウンを見たがったいた妻をドン引きさせていました。

総合格闘技のジムに入会

その後、仕事や子育てに追われるうち、あれだけハマった格闘技に興味はなくなっていたのですが、数年前、地元に総合格闘技ジムがあることを発見。運動不足解消のために入会。

しかし、半年で退会。

ジムは楽しかったのです。

しかし、いかんせんキツすぎてついていけませんでした。ウォーミングアップ、ミット打ちをこなすと、その後は1ラウンド3分のスパーリングなのですが、これがホントきつい!

100メートルダッシュを連続で10本やるような感じで、終わったあとは疲労困憊で動けそうもありません。いや、楽しいのですよ、スパーリング。

だから少し回復してくるとまたやりたくなって、もう1ラウンド始めるのですが、その時はもうぐっちゃぐちゃ。もう一丁!を希望した数分前の自分を呪いたくなるくらい。健康目的で始めたのですが、しんどすぎて逆に身体に悪いような気もしてきました。

楽しいのだけど、練習日は憂鬱になるというなんともいえない気持ちになってしまいました。そんな状態で長続きできるわけではなく、いろいろ理由をつけて足が遠のいたのをきっかけにして、スッパリと止めたのです。

合気道との出会い

退会してフラフラしていたときに見つけたのが合気道です。

空手・柔道をやっていた高校時代、実は合気道も少しかじっていました。当時のクラスの担任が、合気道の有段者で、興味があるなら稽古つけてやるということで、同好会的な感じで1年ほど朝稽古を行っていました。

以前からぼんやりと興味はもっていたので、さっそく見学に行きました。

高校時代に1年とはいえ経験があるので、概ねイメージと異なることはありません。見学して「やっぱりやらない」という選択肢はありませんでしたのでその場で入会。それが2020年の1月のこと。

コロナ禍で道場が閉鎖されたときもありましたが、週に2回通うことで順調に昇級。

以上、そんな紆余曲折を経て、合気道を始めるに至り、2022年の9月、無事に初段になりました。80,90歳まで続けることができれば、達人の域にまで到達できるでしょうか。

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