買取業者とは?
不動産を買い取ることを事業とする不動産業者のこと。買った不動産に付加価値を付けて転売し、その差額を利益とする。マンション、土地、戸建て条件が合えばなんでも買う業者もあれば、
- 土地だけしか買わない
- 築の古いマンションがメイン
- 再建築不可の土地しか買わない
というところもあり、買取業者のなかでもその取扱いは細分化されている。買った不動産をどのようにして売るかは、物件の種別によって以下のように分類される
土地の場合
- 整地して土地売りにする
- 新築の建売住宅とする
戸建ての場合
- 建物を解体し土地売りとする
- 建物を解体し新築の建売住宅とする
- リノベーション戸建てとして売る
マンションの場合
- リノベーションして売る
買取業者利用のメリット・デメリット
メリット
- 時間をかけず即現金化できる
- 地方物件や再建築不可物件、売却理由に特殊性がある場合には有効
デメリット
時間がかかってもよいから高く売りたいという希望を持つ売主さんには不向き。
まとめ
売主
買取業者?安いんでしょ?
と買取=安い、と決めつけている人がいますが、必ずしもそうとは限りません。物件によっては、一般消費者より高い金額で買うこともあります。
買取業者から提示された金額が高いのか安いのかは、売却を依頼している不動産会社が今までの販売状況や、お客さんの動向などをちゃんと報告しているのであればある程度把握できるはずです。そのときには検討しても良いと思います。
買取業者は、一般の買い手であれば必ずつけられる瑕疵担保責任を、免責にしてもらえたり色々融通が利くことも多々あります。