学校で泳ぎ方を教えてくれない理由
この間、こごろう’sの通っているスイミングスクールの水泳大会がありました。
ご存知の方もいるかもしれませんが、いまの小学校は「水泳の授業」はありますが、授業で泳ぎ方を教えてくれるわけではありません。
お客さんに小学校の先生がいるので、そのことについて一度聞いたことがあります。その先生曰く、
だそうです。このような一部のモンペの歪んだ愛情が、スイミングスクールに通わせる出費を増やし自分たちだけでなく、みんなの首を絞めていることを理解してるんですかね?
入学前に泳ぎ方を習ってくる小学生
そんなクソみたいな理由で、小学校では泳ぎ方を教えてくれません。だから、今は小学校に上がってくる前に、スイミングスクールに通っていて、入学時にはそれなりに泳げる生徒がたくさんいます。
我が家の1号はスイミングに通っていたことはなかったので、小学校1年生の時には全く泳げませんでした。
で、夏になりプールが始まると、みんなそれなりに泳げているのに、自分だけ泳げないことがイヤだったらしく、
と、言ってきました。幼稚園児と一緒になって「けのび」を練習していたときが懐かしいです。
なかなかうまくいかず、もやもやして停滞したときもあったようですが、今や1号2号とも4泳法は全てマスターし、1号はスイミングスクールの水泳大会で、選抜のリレー選手に選ばれるまでになりました。
つい数年前まではたいして泳げなかったのに、今や4泳法をマスターし、スクールのリレー選手に選抜されるほどに。PDCAサイクルが大人より子供の方が上手なんじゃないのか? pic.twitter.com/4ntWbPA8Hc
— 楯岡悟朗@ #住宅ローンのしくみがわかる本 出版 (@gorotateoka) 2018年9月4日
泳げなかったものがここまで泳げるようになったということは、1号の内面では少なからず「PDCAサイクル」が働いていたということです。
親としては感無量です。せっかくここまで来たのだから、より高みを目指して欲しいところです。
「PDCAサイクルを回す」を実践する子どもたち
実際会話の中で使う人はそれほど多くないかもしれませんが、「PDCAサイクル」って言葉を知ってる人は多いと思います。
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(検証)
- Action(改善)
計画して実行。実行したことを検証し、改善を繰り返すってことですよね。
小難しく説明している書籍やネットの解説記事をたまに見かけますけど、なんのことはない。我々も小さい時、習い事や学校の部活動で当たり前に何度も繰り返し行ってきた「試行錯誤」という行為です。
誰もが最初はヘタクソです。それが訓練をすることによって上達し、徐々に高みに向かっていきます。高みのレベルは人それぞれ異なりますが、何かが上達するということは「PDCAサイクルを回した」ということを意味します。
大人になり頭でっかちになってしまうと、小さい時には誰しも当たり前に行っていたことも、小難しい言葉で装飾された文章でなければ使いこなすどころか、思い出すこともできなくなってしまっているのです。
PDCAサイクルを回すために必要なこと
1号がPDCAサイクルを回し、水泳が上達してきた根底には
「もっとうまくなりたい!」
という気持ちです。その気持ちがあったからこそ、
「次はこうしてみよう」
「もっとこうした方が良かった。よし今度は・・・」
という自問自答を内面で繰り返し、少しずつ少しずつ上達していった過程があるはずです。
大人なった我々が、子どもたち同様「PDCAサイクル」回していくためには、
「もっとこうしたい!」
「もっと上手くなりたい!」
というモチベーションを持たなければなりません。
そうした強い気持ちがあれば難しいことはありません。誰しも小さい時はやってきたことなのだから。PDCAサイクルをどんどん回し、我々大人も子供に負けず日々成長していこうではありませんか。