某大手不動産会社が「ローン代行事務手数料」を不正請求していたとニュースになりました。
不動産仲介業者が報酬として請求できるのは、基本的には仲介手数料「のみ」で、それ以外は請求できません。仲介業務の一環としてローン事務の代行も含まれていますので、それのみを切り抜いて請求するというのは、やはり不正請求でしょう。
ですが。こうしたローン事務代行手数料を請求している不動産業者たくさんあるのを知ってます。仲介手数料以外の費用を請求されることがあれば、一旦立ち止まって疑問に思ったほうがいいでしょう。
仲介手数料は購入の諸経費の中では断トツに高額です(*成約金額にもよりますが)。正規の手数料をもらえるだけで私なんかはありがたく、それで十分だと思ってしまうのですが、さらに追加で費用を請求するのは図々しいですね。
大手の不動産会社が法令に違反して、バレるのは時間の問題なのに、それでも続けてしまうというのはどういうことなんでしょう。
某中古買取業者の不正が取りざたされていますが、業界のトップランナーが不正を行っていて、社内で自浄作用も働かないということに闇を感じます。
これから住宅購入を考えている人は注意しましょう。