ひとつ前の記事でいま話題のAIチャットである「ChatGPT」を触ってみたことを書きました。始め方はとっても簡単ですので、興味があったら触ってみたらいいと思いますよ。
以下にChatGPTを始める手順を書いていきます。
アカウントの作成
まずはChatGPTのサイトにアクセスしてください。
グーグルのような非常にシンプルなサイト。「Log in」をクリック。
アカウントはまだ作っていないので、まずは新規作成しなければなりません。緑色の「Continue」ボタンの下にある「Don’t have an account?」の右側にある「Sing up」をクリック。すると、
この画面になりますので、メールアドレスを入力するか、グーグルかマイクロソフトのアカウントで作成してください。
私はグーグルアカウントで作成しました。次の画面ではスマホの番号を要求され、入力が済むとSMSで6桁の番号が送られてきます。その番号を入力して完了です。
メールアドレスを入力すると、続いてパスワードの設定を求められます。その後の手続きはグーグルやマイクロソフトのアカウントを使用しての手続きと同じです。
アカウント作成が完了すると、ChatGPTのトップページに飛びます。こちらですね。
下のウィンドウに質問を入力するとAIが回答してくれます。
実際に質問してみる
先日、キャンプに行ったのですが、見事に雨に降られまして。我が家の大きなコットンテントがビショビショになってしまいました。
雨の中での撤収作業は本当に大変で、思わず置いて帰ろうと思ったほどですが、さすがにそんなわけにはいかず。どうにかこうにか持って帰ってきたわけですが、水浸しの状態で放置するわけにもいかないので、なにか良い乾燥方法はないかとネット検索しておりました。
ChatGPTで質問をしたところ、上記のような回答がありましたが、目新しい解決方法はありません。すべてグーグル検索で既知の内容ばかり。
しかし、グーグルの場合「テント」「コットン」「乾燥」などワードの組み合わせで検索します。しかし、ChatGPTの場合そこに「人」がいるかのように口語調で質問することができます。非常に面白いです。
AIなので意見や感想は回答できない
ただ、AIなので「事実」の組み合わせの回答しかできません。たとえば以下のように「どう思いますか?」といったような、意見を求めることはできません。
文末に「AIのため政治的な立場や意見を持っていない」とあるとおり、客観的な事実を淡々と述べるのみです。
このあたりの差がAIと人間には隔たりがありますが、今後はそうした誤差も徐々に埋めていくのではないかと空恐ろしい気分になったりもします。
いずれにせよグーグルで検索するのではなく、AIチャットで物事を調べる時代ももうすぐではないでしょうかね。
どのように使うかは個人の自由ですが、利用するのは簡単ですのでこのテクノロジーにはぜひ触ってもらいたいですね。面白いです。