300万円のコンサルタント料なんか取らないから、力になってあげたいな。
|ある大家がビラの一つに電話をかけると、300万円の「コンサルタント料」を要求された。https://t.co/LLVbZyIEuw
— 楯岡悟朗@不動産活用コンサルタント (@gorotateoka) 2018年2月8日
オーナーが早急にやることは、
1.いくらで売れるのか?
2.いくらで貸せるのか?
を把握することですかね。こんなときに高額なコンサル料請求するなんて、ろくな死に方しないと思いますよ、マジで。 https://t.co/YCO3Pz85Gb— 楯岡悟朗@不動産活用コンサルタント (@gorotateoka) 2018年3月13日
どの程度の人が、どのくらい今回の件で対応をしているんでしょうか?
「預金残高の改竄」とか、責任の所在は明らかにされてませんが、スルガも責任を感じてるなら、金利含めた返済計画の見直しの相談に乗ってくれるんじゃないですかね?https://t.co/hyEWnlnxyB
— 楯岡悟朗@不動産活用コンサルタント (@gorotateoka) 2018年3月13日
多数の融資を行ったスルガ銀行の、ずさんな審査体制も問題視されています。金利含めて借り入れ計画の見直しとか、相談には乗ってくれないのでしょうか?いずれせよ、現状できることは、
- 返済計画の見直し以来
- 売却査定
- 賃料査定
まずはこの辺りを把握することから始めましょう。何をするにしても、現状、与えられている「武器」(いくらで売れるのか?いくらで貸せるのか?)が分からないと、詳細の対応も考えられません。
売るという選択
現実的に売却するのはかなり難しいと思います。スルガで借りてるということは、頭金なしのフルローンですよね?恐らくどんなに高い査定をしたしても、借入金額を超える査定価格が出てくることはないでしょう。
売れる可能性がどれだけあるのかという問題ですが、購入しようと思う人は非常に限られていると思います。ある程度、一般住宅として使えるようであれば、購入する人もひょっとしたらいるかもしれません。
しかし、ネックは間取りや作りによっては、金融機関から居住用の住宅として見られない可能性があります。そうすると住宅ローンが難しいんですよね。投資用・事業用のローンの扱いになってしまいます。
シェアハウスの運営をしてみたいと思ってる人が、そのまま購入する可能性もなくはないです。が、この機に乗じて買いに来るのは多分、投資家です。売主が希望する
「多少損が出てもいいから、借り入れだけでもゼロにできれば・・・」
という位の価格で購入するとは思えません。言いかたは悪いですが、買い叩いてくるはずです。
「損になっても仕方がない」
と割り切って損切するオーナーの物件を、安く購入する人が多いのでは。
貸すという選択
そうすると賃貸ということになります。一般の住宅住宅と比較して、当初からシェアハウスのほうが高い収支で計算して、それを元に事業計画を建てていたはずです。通常の賃貸で、収支がプラスになればそれに越したことはないですが、多分、トントンになれば喜んでいいレベルだと思います。
- 社員寮
- シェアハウス事業者
- コンテナルーム
この辺りをターゲットにすれば、一般の人を対象にするよりは、いいのかもしれません。
自分で住む
もういっそ割り切って、自分たちの自宅にしてしまうという選択肢はどうでしょう?自宅ローンも抱えているようなら、そっちはもう売却してしまいます。
空いているスペースは民泊として貸し出したりして、少しでも利益を出すように考えます。近くに大学があれば、賄いつきの学生寮などはどうでしょう?
民泊にせよ学生寮にせよ、やろうと思えば結構な労力がかかります。しかし返済資力以上の借り入れを起こしてしまった以上、どこかでがんばらなければなりません。
ここから先の話は、
- 借入金額
- 建築場所
- 間取り
- エリアの特性
などによって対応は違ってきますね。
手をこまねいていても何も解決しません。悲観せずに、というのは難しいかもしれませんが、少しでも前向きに思考を進めて欲しいと思います。