マンションを貸す際には、最低限として以下の費用が必要となります。
リフォーム費用
室内がどのような状態かにもよりますが、貸すためには最低限のリフォームが必要です。モデルルームのようにピカピカにする必要はもちろんありません。ただ、清潔感が感じられる程度の修繕は必要です。
- 床・壁・畳の傷
- 水回り(キッチン・浴室等)
大きく分けると上記2つが主なリフォームポイントです。
1.床・壁・畳の傷・・・目立たない傷であればそのままでも問題ありませんが、大きなへこみや穴、汚れが目立つ場合にはクロスの張り替えやフローリングや畳の張り替えが必要となってきます。
2.水回り(キッチン・浴室等)・・・クリーニングできれいになればよいのですが、汚れが思うように落ちず、清潔感が感じられなければ、取り換える必要があります。水回りの状態はとても重要です。築年数が古くとも、水回りに清潔感があれば、借りてもらえます。
しかし、取り換えるとなると機材自体が高額なため、工事費含めるとすぐに何十万単位でかかってきてしまいます。
仲介手数料
お客さん探しを不動産会社に依頼することになりますが、その結果、無事に入居者が決まった際には、不動産会社に報酬として仲介手数料をお支払いします。
まとめ
「マンションを貸して家賃収入を手にしよう!」
簡単なようで、以外に初期費用はかかってしまうのです。リフォームも何もしないで、そのままの状態で貸すという選択肢ももちろんあります。賃料を相場よりも大幅に低く抑えれば、それでも入居者は見つかるかもしれません。
しかし、人に部屋を貸す対価として賃料収入を得る賃貸オーナーとしては、不快感を感じさせない程度のお部屋に整備しておくことは、借りてくださる人への最低限のマナーだと考えておきましょう。