これからアパート・マンションを建築し、経営していくメリットとしては、
「資産圧縮効果が大きい」
ということが挙げられます。
一棟アパート、マンションを建築するには当然、金融機関から融資を受けることになります。言い方を変えれば
「借金する」
ということです。
ただ、ここで要注意ポイント!
『資産が1億円あったとして、1億円の建物を全額融資を受けて行えば、
1億-1億=0
となり資産は0、つまり相続税はかからない』
と考えがちで、実際そのようにアドバイスするところもありますが、そういうわけではありません。借金で建てた建物とはいえ、新築の一棟アパートは資産としてみなされます。1億円で建てた一棟アパートの評価額を、仮に7掛けの7,000万とすると・・・
1億(資産)+7,000万(一棟アパート)-1億(借金)=7,000万
簡単な例ですが、7,000万に対して課税されるという計算になるのです。