隣地購入の際の注意点

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「地上げ」の依頼が来ることがあります。地上げと聞くと、達の悪いヤクザまがいの人が、地上げしたい土地の周辺に街宣車を走らせたり、庭に蛇をまいてみたり、トラックで突っ込んでみたり・・・と、非常にダーティーなイメージをお持ちかもしれませんが、それはテレビドラマが過剰な演出のもと作り出したもので、真っ当な不動産業者は当然そんなことしません。

地上げを依頼する人というのは、地上げした土地を何らかの理由で欲しい人です。大抵は隣接地の人が以下のような理由で欲しがります。

  1. 自分の土地の間口を広げたい
  2. 将来は子供達を呼んで2世帯住宅を建てたい
  3. 自宅駐車場として使いたい
  4. 資産価値を上げるために地型を良くしたい

隣地が欲しい場合の一番確実なやり方は、ものすごく基本的なことかもしれませんが、「日頃から良好なお隣関係を築いておくこと」これにかなうものはないと思います。ざっくばらんになんでも話しあえるお隣関係だと、意外にすんなりと当事者間でまとまることがあります。契約行為だけ不動産業者にお願いするというのがベストです。

人間関係が良好だと、雑談レベルから一気に購入に繋がるなんてことも

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交渉の初期段階から不動産業者に依頼する方法もありますが、成功率はかなり低いのが現状です。考えてみれば、面識もない不動産業者が、なんの前触れもなくコンタクトしてきて、「お宅の土地を欲しいと言っている人がいます」と、営業かけてきたらどうでしょう?ほとんどの人が門前払いすると思います。

ただ、話を持っていくタイミングによっては、「金額次第で売るよ!」となる可能性がゼロではありません。運よく交渉が進み、売ることになったとします。その段階で最もやってはいけないことが、より良い条件で買おうとする、条件交渉です。

「隣地が買えるなら相手の言い値で買え!」という言葉があるくらい、売る側の立場は非常に強いです。もちろん売主側の売却理由や売主自身の人柄にもよります。決して条件交渉をしてはいけない!という訳ではないですが、相場より多少高い程度で購入できるのなら、「2度と手に入らない不動産を買えるなんてものすごい幸運だ!」位に考えていないといけません。

中にはとんでもない金額を吹っかけてくる売主さんもいますが、隣地は買おうとしても手に入るものではありません。この機会を逃すと2度と手に入らないかもしれません。なぜ欲しいのか?自分の人生で必要か?と損得関係抜きにして考える必要があるでしょう。

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