楯岡悟朗の雑記サイト（仮） 
相続人との面談を終え、金沢へ向かう「のと七尾線」に乗るため、「穴水駅」まで送ってもらいました。
駅前には比較的大きな道路が走ってますが、黒瓦が風情のある雰囲気を醸し出しています。のどかな駅です。あとで気づいたのですが、この辺りの家の瓦は、この駅舎のように全て黒光りしています。
「クワガタとかカブトムシみたい」
というのが、毎年夏、カブトムシの飼育に追われる私の率直な感想です。何か理由があるのかな？と思って調べてみると、雪が積もっても、すぐに屋根から滑り落ちるようにだそうです。東京と気候がほとんど変わらなかったので、勘違いしてしまいがちですが、冬は雪がすごいんですよね。さてここから金沢へ向かう訳ですが・・・
・・・約2時間半の電車移動です。電車に乗るのは嫌いじゃありませんが、新幹線以外に2時間半もの間、電車に乗ることなんて、最近ではほとんどありません。東京から能登への移動時間が、家からの移動も含めると約2時間ですからね。それ以上かかるんですよ。
のと七尾線。1両編成の可愛い電車です。地図を見て頂ければ分かりますが、海沿いを走ります。残念ながら海沿いを走った際の写真は残ってませんが、のんびり走る電車に揺られながら、ぼんやり車窓を眺めるのは楽しかったですよ。
途中停車駅では桜が満開でした。桜を撮る人、到着した車両を撮る人で、小さい駅なのに人がたくさんいて大賑わい。
電車に揺られること30分ほど。七尾駅に到着。この駅でJR七尾線に乗り換えます。のと七尾線の駅は、どの駅も小さいですが、七尾駅は大都市です。駅前にはビルがいくつも立ち並んでいます。
車内はガラガラ。駅でビールとつまみを買って、ボックスシートを贅沢に使います。ここから金沢駅まで約2時間。いい感じにアルコールも入り、ガタゴトとリズミカルに揺れる中、窓の外を眺めていると、いつの間にか寝てしまっていました。まるで休日のような時間の過ごし方ですが、一応、仕事で来てます。
金沢駅に到着したのは15時ほど。最終の新幹線まではまだ6時間あります。さて、どうしようか。。。
