Q 資産価値の高い新築マンションを見つけるのはどうしたら良いですか?

A 新築の段階でどのマンションがより資産価値が高いかと判断することは難しいです

新築マンションの資産価値というものは、住民みんなで少しずつ作り上げ積み上げていくものです。マンションは所有者全員の共有財産です。マンション住民全員が、自分達の財産を守っていくんだという意識を持つことで、積極的に管理・運用に関わり、そうした住民たちの息遣いによって資産価値が上がりもすれば下がりもするのです。

ワインや革商品のように、買った後から徐々に味や旨みが出てくるのです。従って新築の段階でどのマンションがより資産価値が高いかと判断することは難しいのです。新築段階では資産価値ではなく、「懸念材料が少ないマンションはどこか?」という観点で見ていくと良いのではないでしょうか。

懸念材料のひとつがやはり「地震」

2014年3月現在の懸念材料が何かというと、やはり「地震」になるのではないでしょうか?今後数年の間に東京に大地震が来ることが決まったかのように(*可能性は高いのでしょうが)報道されています。

すっかり風化されてしまいましたが、東日本大震災直後、芝浦・豊洲あたりの高層マンションからの流出が激しかったことを覚えていますか?一時的に価格が急落したため、売ろうにも残債(ローン残)の関係で売ることが出来ない人も多かったと聞きます。よって高層階・タワーマンションというのは、今後、首都圏直下型の地震があった直後は、同じく影響を受けやすいのではないかと思います。

資産価値は付属品

もちろんあのような大震災の後に計画されたマンションですから、地震対策は万全でしょう。直接的な影響はあまりないのではないでしょうか。しかし、実際にそのマンションに住んでいる人と、これから購入しよう・借りようとする人との間には温度差があります。住んでいる人にとっては地震による直接的な被害がなく、マンションの耐震性により信頼が置けたとしても、外から見ていた人が受けるイメージは異なります。やはり

「タワーマンション=揺れる」

となるのではないでしょうか?

ただ、いつ来るか分からない地震に戦々恐々とし、欲しい・良いと思ったマンションを断念してしまうのはもったいない話です。資産価値を何より第一の条件としているなら話は別ですが、マンションはそこで幸せな生活を築くための「ハコ」に過ぎません。「資産価値」などというような目に見えないような基準を、購入の判断材料に含めてしまうから、話がややこしくなってしまうのです。資産価値はあくまで「付属品」に過ぎません。素敵な毎日を送れるイメージが沸くお部屋だったなら、恐れず一歩二歩、前に進んでみても良いと思いますよ。

このエントリーをはてなブックマークに追加

楯岡悟朗が毎週お届けする無料のメールマガジン
「教養」としての不動産取引
メールアドレスを登録して購読できます。
読者購読規約
>> バックナンバー
 
250_bana 不動産活用コンサルタント
03-5707-7650

無料メルマガ登録

「教養」としての不動産取引


読者購読規約
>> バックナンバー
 

不動産活用コラム

不動産活用コム メニュー

楯岡悟朗 著書

関連リンク

よく読まれている記事

Q&Aの記事

不動産活用コンサルタント