イクメンと呼ばないでほしいし思われたくない

残念ながら

 

「イケメン」

 

と呼ばれることはありませんが、

いまはやりの

 

「イクメン」

 

とはよく言われます。

 

2号、下半身丸出しで鬼退治の図

 

どこぞの新聞に書かれていたのですが、

 

「これからはイクメンでなければ女性にもてないし出世も出来ない」

 

んだそうですよ、ほっほ~。

 

なんでも育児をすることで、

時間を有効に使おうとするタイムマネジメント能力が磨かれたり、

子どもの気持ちを思いやる力・汲み取る力が、

部下を育成する能力にもつながるからなんだそうです。

 

「育児をすることがスキルアップにつながるんですよ!

 だからみんな、がんばって子育てしましょう!」

 

と、子育てが仕事や出世に与える効能を伝えて、

お父さん方の背中を叩くのが世の風潮です。

ですから

 

「イクメン」

 

と呼ばれるということは、

 

「そんな流行りの風潮に乗ってしまった人」

 

みたいな気がして、

ひねくれ者のボクとしては、

あまり面白くありません。

 

きれいごとをいうつもりはありませんが、

育児をすることで得られる効能だか効果?

そんな見返りを期待して育児なんかしたことないし、

 

「父親だから」

 

という義務感からそうしているわけでもありません。

どちらかというと、

 

「自分の遺伝子を受け継ぐ唯一無二の存在を育てる

 という行為を妻だけにさせておきたくない」

「こんな楽しそうなこと、独り占めさせたくない」

 

という、至って個人的な欲求でしかありません。

 

だけど子育てをしている、

ということが意外な効果を発揮したことがあるのもまた事実。

以前こんなことがありました。

 

数社の仲介業者と、査定がバッティングしました。

専任媒介契約が取れるか取れないかの場面ですから、

大体どこの業者も私が試算した価格よりも、

大分高い金額を提示していました。

 

他業者が提示していた価格を、

お客さんからあらかじめ聞いていたので、

 

「こりゃ無理だな」

 

と売れもしない価格競争に乗る気がないボクは、

最初からあきらめムード。

 

査定を依頼してきた方は、

70前後のお母さん一人で、

ボクと同じく男の子二人を一人前に育ててきたんだそうです。

 

子育てにも色々苦労してきたらしく、

ボクもその大変さを少しばかり理解できるところもあり、

査定などそっちのけで子育て論で大いに盛り上がりました。

 

すると意外な展開に。

 

「自分が子育てでがんばってきた今の自宅は、

 同じようにこれからがんばって子育てに励む家族に住んでもらいたい。

 そんな自宅を売ってもらうのは、

 同じく子育てをがんばっているあなたに売ってほしい!」

 

まあ単純に気が合ったとも言えますが、

結果、専任で媒介契約を頂けることになりました。

 

売却にある程度時間がかけられるということで、

価格は当初提示した金額よりも上乗せして販売することになりましたが、

数か月後、無事満足いただける価格で売却することが出来ました。

この時ばかりは、

 

「子育てしててよかった~~~~!」

 

って思いましたよ(笑)。

 

子育てする効能とか効果を気にせず、

 

「ただただ楽しそうだから」

 

っていう理由で、

父親が今よりも積極的に子育てに携わる時代が来れば、

そうして育てられた子どもたちは幸せだろうし、

成長したら今度は自分の子ども達にも同様に接するだろうし、

素敵なサイクルで世の中が回っていくと思うんですけどね。

 

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